2005年10月07日

W杯予選を占う(3)

アフリカ地区はいよいよ明日からW杯予選の残り1試合が行われます。前回W杯に出場したいわゆる「常連国」の苦戦が際立つ今回のアフリカ地区、まさに群雄割拠の様相。ガーナなどは昔からユース年代では世界でも随一の実力を見せていましたが、ようやくフル年代でもその力を発揮できるようになってきましたね。それではアフリカ・北中米カリブ海・南米地区の展望。



■アフリカ:グループ1■

トーゴ 勝点20(残り1試合)
セネガル 勝点18(残り1試合)

▽10/7の試合▽
セネガル×マリ

▽10/9の試合▽
コンゴ×トーゴ

※両国の直接対決ではトーゴが1勝1分けで勝ち越しているので、勝点で並んだ場合はトーゴが出場決定となります。つまりセネガルが逆転でW杯出場を果たす条件は[セネガル○、トーゴ●]のみ。それ以外でトーゴのW杯初出場が決まります。前回対戦では、トーゴはホームでコンゴに2-0で勝利、セネガルはアウェーでマリと2-2のドロー。順当に考えればアウェーでもトーゴがコンゴに負けるとは考えにくく、トーゴ圧倒的優位は変わらないでしょう。



■アフリカ:グループ2■

ガーナ 勝点18(残り1試合)
DRコンゴ 勝点15(残り1試合)

▽10/7の試合▽
南アフリカ×DRコンゴ

▽10/8の試合▽
カボベルデ×ガーナ

※両国の直接対決は2分け。勝点が並んだ場合は全試合を通しての得失点差で決まることになりますが、現時点でガーナが+9、DRコンゴが+4と5差がついています。DRコンゴが逆転する条件としては[DRコンゴ4-0で○、ガーナ0-1で●]のように、勝点で並ぶとともに得失点差が5縮まる形のみ(得失点差が並べば総得点ではDRコンゴが上回ります)。ただDRコンゴの最終節の相手は前回W杯出場国の南アフリカでしかもアウェー(前回対戦はDRコンゴのホームで1-0とDRコンゴが勝利してはいますが)。ガーナは前回対戦ではホームで2-0と一蹴しているカボベルデが相手なので、ここは99%ガーナの出場と見ていいでしょう。グループ1のトーゴと同様、悲願のW杯初出場になります。



■アフリカ:グループ3■

カメルーン 勝点20(残り1試合)
コートジボワール 勝点19(残り1試合)

▽10/7の試合▽
スーダン×コートジボワール

▽10/9の試合▽
カメルーン×エジプト

※両国の直接対決はカメルーンの2勝。コートジボワールの逆転の条件は[コートジボワール○、カメルーン△か●]となります。コートジボワールが10/7の試合で△か●に終わった場合は即カメルーンの出場が決定します。ただスーダンとはコートジボワールのホームでの対戦で5-0と一蹴しているので、アウェーとは言え取りこぼすことは考えにくいでしょう。一方カメルーンはエジプトとホームで対戦するわけですが、前回対戦ではエジプトホームで3-2とエジプトが勝っており(この敗北がカメルーンの今予選唯一の敗戦となっています)、カメルーンにとっては非常に厄介な相手が最後に残っていたことに。個々のタレントの能力では他国を遥かに凌駕するカメルーンですが、エジプトに足下をすくわれる可能性もなきにしもあらず、といったところでしょうか。



■アフリカ:グループ4■

アンゴラ 勝点18(残り1試合)
ナイジェリア 勝点18(残り1試合)
【ジンバブエ 勝点15(残り1試合)】

▽10/7の試合▽
ナイジェリア×ジンバブエ

▽10/9の試合▽
ルワンダ×アンゴラ

※両国の直接対決はアンゴラが1勝1分けとリード。ナイジェリアとしては、アンゴラが勝点を取りこぼすことを願うのみの展開です。一応ジンバブエも勝点で並ぶ(この場合3ヶ国が勝点18で並ぶ)可能性を残していますが、この場合も3ヶ国間の直接対決の成績でアンゴラが勝ち抜けとなります(つまりジンバブエは敗退決定済み)。ナイジェリア×ジンバブエはジンバブエのホームでの対戦でも3-0でナイジェリアが勝っており、今回はナイジェリアのホームということもありナイジェリアは順当に勝利の可能性が高そう。一方ルワンダ×アンゴラですが、アンゴラホームの対戦では1-0でアンゴラが辛勝。元々アンゴラは得点力の高いチームではないので、ルワンダが現在最下位のチームとはいえ波乱の可能性も十分あると見ます。



■アフリカ:グループ5■

チュニジア 勝点20(残り1試合)
モロッコ 勝点19(残り1試合)

▽10/8の試合▽
チュニジア×モロッコ

※ここは最終節で直接対決を残すチーム同士の争いになりました。直接対決で勝った方がW杯出場決定(引き分けの場合はチュニジア)となります。チュニジアは現在予選で5連勝中と勢いに乗っており、尚且つホームでの試合ということで優位なのは間違いない。モロッコとすれば今予選最小の5失点と強固なディフェンスでチュニジアの攻撃を耐え、ワンチャンスで1点を奪って1-0で勝利するというパターンしかないでしょうか。



■北中米カリブ海■

メキシコ 勝点19(残り2試合)
アメリカ 勝点19(残り2試合)
コスタリカ 勝点13(残り2試合)
グアテマラ 勝点8(残り2試合)

▽10/8の試合▽
コスタリカ×アメリカ
メキシコ×グアテマラ

メキシコとアメリカは既にW杯出場決定済みで、残る椅子はあと1つ(正確には1.5)。コスタリカの出場が決定する条件は[アメリカに○、もしくはグアテマラが△か●]となります。ホームとは言えアメリカに勝つのは至難の業ですが、グアテマラはアウェーでメキシコとさらに厳しい状況に立たされているので、グアテマラが勝点を落としてコスタリカの出場があっさり決まる可能性も大。既に出場を決めているメキシコ・アメリカ両国のモチベーションも大きく試合結果に関わってくるでしょう。



■南米■

アルゼンチン 勝点31(残り2試合)
ブラジル 勝点30(残り2試合)
エクアドル 勝点26(残り2試合)
パラグアイ 勝点25(残り2試合)
ウルグアイ 勝点21(残り2試合)
コロンビア 勝点20(残り2試合)
チリ 勝点20(残り2試合)

▽10/8の試合▽
ベネズエラ×パラグアイ
コロンビア×チリ
エクアドル×ウルグアイ

アルゼンチンとブラジルは既に決定済み、残りは2枠+プレーオフ。まず現在3位のエクアドルは[ウルグアイ戦に○か△]で他国の状況に関係なく出場が決定。無敗記録を続けるエクアドルホームでの試合だけに、エクアドルが3つ目の椅子を確保する可能性は高そう。4位のパラグアイは[ベネズエラ戦に○]で自力で出場を決定できます。ベネズエラ戦に△の場合は[ウルグアイとコロンビアの両方が△か●]で、ベネズエラ戦に●の場合でも[ウルグアイが△か●、且つコロンビア×チリ戦が△]で出場が決定します。エクアドルが決める可能性は80%、パラグアイが決める可能性は50%といったところでしょうか。



このほかにも、アジア地区プレーオフ進出決定戦[ウズベキスタン×バーレーン]の再試合が10/8に行われます。9月の試合ではウズベキスタンが1-0で勝利したのだが、ご存知のようにPKを巡る誤審問題で再試合が言い渡されました。バーレーンとしては「棚からボタ餅」、ウズベキスタンとしては「こんなはずでは…」といった心境でしょうかね。俺は0-0もしくは1-1のドローで終わると予想。果たしてどうなりますやら。
posted by BM at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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