2005年09月17日

ルーカスに鶴

俺の心も大分落ち着いたので、横浜×東京戦について。といっても試合内容についてはすっかり頭の中から抜け落ちてしまったので、試合終了間際に起こったいくつかの出来事について。



まず石川…非常に危険な倒れ方だった。数年前に当時まだインテルに所属していたロナウドが怪我から復帰した直後、試合中に再び同じ箇所を怪我(靭帯断裂)してしまい、泣きながら担架で運ばれていくシーンが頭をよぎった。石川も膝を押さえていたので、靭帯をやってしまった可能性がある。今後怪我が癒えたとしても、あのスピードは戻らないかもしれない。詳しい怪我の症状が判明するまでは何とも言えないが、一日も早い復帰を願う。

ただ、怪我をする前の石川の動きも何かおかしかった。ドリブルにいつものキレがないばかりか、動作そのものが「重い」と感じた。現状でも怪我を抱えていたというし、ベンチ入りしたということは「十分試合で使える」と監督が判断してのことなのだろうが、今日の動き(そして結果的に怪我をしてしまったこと)を見て「やはり石川はまだ使える状態ではなかったのではないか」と思えてならない。石川の怪我についてはただただ早い回復を祈るばかりだが、起用を決断(強行?)した監督ならびにフィジカルコーチにも責任の一端はあると思う。石川に限らず金沢、塩田、近藤健、リチェーリ…ハッキリ言ってこの怪我人の多さは尋常ではない。昨年の教訓はなんだったのだろうか?



そしてルーカス。BS1の中継を見ていた人なら誰もが思ったはずだが「救急車の到着が遅すぎる」。2003年のコンフェデレーションズカップで、カメルーンのフォエ選手が試合中に突然倒れ、亡くなった「事件」はあまりにも有名だが、その後もハンガリーの選手やブラジルの選手が試合中に倒れ急死するという事態が発生している。「対岸の火事では済まされない」口では何とでも言えるが実際にこのような事態が起こってみればこの有様だ。ルーカスが倒れてから救急車が到着するまで10分以上も掛かっている。救急車ってスタジアム内(もしくはその周辺)に待機しているんですよね?そこからスタジアム内に入ってくるのになぜ10分も掛かるのだろうか?

主審も、あの場面では直ちにルーカスの異変を察知しゲームを止めるべきだった。それまでの試合展開もやや荒れ模様だったし、同点でのロスタイムという判断の難しい場面であったことは確かで、一概に主審だけを非難することではないのは確かだが、こういうところからも「準備はしていても、いざ実際にその事態に直面すると正確な判断ができない」という現状が浮き彫りになってしまったな。主審を始めとする審判団にはより一層の指導改善を望む。ただ、ルーカスが救急車で搬送された後、すぐに試合を終了した判断は良かった。

あとNHK(速報Jリーグ)なぁ…「横浜×東京戦を見ずに速報Jリーグを見始めた人もいる」ということで、無理に怪我の件に触れることはせずに通常通りの放送をするのは分かるのだが「いつまで経っても救急車が到着せず、ルーカスの容態を気に掛けながら中継を打ち切られ、ニュースの間の10分間ずっと不安な気持ちのまま速報Jリーグを待っていた人もいる」もいるのだから、せめて番組の冒頭でしっかりとそのことを伝えてくれ。「ロスタイムに東京に怪我人が出た。救急車で運ばれた後に試合は再開されたがそのまま0-0で終了した」これだけじゃ明らかな説明不足だよ。

「ロスタイムに東京のルーカス選手が味方選手と激しく接触し立ち上がることができなくなったため試合が中断した。ルーカス選手は頭を強打しており、脳震盪を起こしていると見られ意識は朦朧としているが呼吸はしている。ピッチ内に救急車が入りルーカス選手を病院まで搬送した。なお試合は0-0で終了した」

この程度の説明はできるだろ?とにかく視聴者を安心させてくれよ。



最後にジャーン。お前は悪くない。お前の責任じゃない。ルーカスのためにも、この後も戦い続けるんだぞ、お前は!
posted by BM at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。