2005年04月28日

オープンβテスト終了が告知されたわけですが

http://www.belle-isle.jp/info/detail.cgi?
mode=TP&detail=20050426150853


結局はこうなった(こうなってしまった)わけですが、この結末をを予測していた(切望していた)人も多かったのではないでしょうか。俺もその一人なので、今回の開発・運営の英断に対しては全面的に支持。

俺はベルアイルというMMORPGが好きだし、プレイしていて楽しい。だからこそBlogを開設してプレイ日記のような形で多くの人にこのMMORPGを知ってもらいたかったし、テスターとして数多くの不具合報告や要望を送信してきた。そして、正式サービスに移行しても続けていくつもりでした。

でも。
やっぱり、このままじゃヤバいよなぁ」という気持ちは常に心の中にあったわけで。



まず、至る所で散々言われてきた「戦闘の爽快感のなさ」だが、結局は今の今まで改善されることは無かった。開発・運営としては「当初のスケジュールを遵守するためには、戦闘システムに手を加えている余裕は無い」と判断したのだろう。そして「戦闘云々言っているのはCβ組のごく一部。Oβが始まればそんな声も少なくなるだろう」と高をくくっていたのではなかろうか。結果的には戦闘への不満の声はさらに強まったようですが。

俺は基本的には魔術オンリーで戦闘してきたし、他社のMMORPGの経験もまったく無いんで、あまり詳しいことは言えないのだが、魔術の面で言えば「詠唱開始から実際に魔術の効果が発現するまでの間が長すぎる」ということが不満の対象なのだろうか。俺は「その長い間があるからこそ、近接戦闘職が羨むほどの火力を発揮しているのだ」と見ていたのだが。スペル入力での詠唱も他のMMORPGには無い面白いシステムだと俺は思ってます。



続いて生産。俺は調理師としてベルアイルをプレイしてきたし、調理師から見た問題点は過去の記事でも何回か書いていますが、結局のところは「焼肉以外の食料の存在意義が薄すぎる」ということか。言い換えれば「焼肉の性能(作り易さ、材料の入手し易さ、価格、回復量)がズバ抜けている」ということです。最終的に、俺は以下の考えに達しました。

「この世界では、食料は基本的に自給自足するものだ」

調理スキルの関連ステータスはDEX、関連スキルは解体です。このDEXと解体、いわゆる戦闘職にとっては非常に大事な存在。DEXが低ければ、どんなに強力な攻撃力があってもミスの連続でお話になりません。解体が低ければ、どんなにモンスターを倒してもドロップが不味くてお話になりません。そして、DEX50に解体50%もあれば、調理には7〜8%の補正がつきます。調理の基本スキルが10%もあれば、合計値で20%ほどを確保できます。20%のスキルがあれば、レシピレベル1の焼肉類の成功率は5〜6割といったところ。
材料の肉は、街の周辺でちょっと狩りを行えば、短時間で大量に入手できます。50個の肉を持ち帰って調理し、25〜30個の焼肉を確保できれば当面は食料に困ることは無いでしょう。調子が良くて作りすぎてしまったときには、ミッションで金貨に変えることもできます。

遠出するようになれば、高回復量の食料の需要も出てくるさ。俺も最初はそう思っていました。が、結局はそうでもありませんでした。最近は遠征PTもちょくちょく見られるようになってきましたが、食料に関しては「焼肉何個持っていけばいいかな?」この一言で終了です。
腐った食材は調理することができなくなったとは言え、肉(生肉)は半年程度は持ちます。生肉を銀行に入れておき、必要なときになったら調理。腐りそうになったら全部調理してフリマ。こんな感じ(全部がそうだとは思いませんが)で、焼肉だけを売る食料フリマを時々見るだけで、最近は食料を売る人がほとんど見られなくなりました。

もちろん、調理スキルが高い人は焼肉以上の食料を作製することができるし、それらをフリマに並べて売る事だって可能です。が、売れないものを作ることはできません。食料には鮮度があります。時間と共に回復量は減少し、やがては腐ります。武具や鎧、服などはスタックすることができない為に銀行を圧迫するということで「料理はスタックできるから羨ましいよ」という声を聞くこともありました。それに対し俺は「武具や鎧、服は腐らないから羨ましいよ」と言いました。生産分野ごとに一長一短があるのは当然なので、これはこれでいいと思ってますけどね(まぁ、調理には一部スタック不可能な食料が混じっていますが…)。

俺はCβ1の頃は「基本的に戦闘には出ず、定期的に街中で食料フリマを開いて生計を立てる」ことを目標に調理スキルを上げていました。が、それが無理だと痛感した(それだけが理由では無いですけど)ため、Cβ2〜Oβでは積極的に街の外に出て、遠征(戦闘)PTにも積極的に参加しました。PTメンバーに「食料頼むよ」「高回復の食料作ってー」と頼りにされることもありました。そして思ったことは「高い調理スキルを活かすには、このやり方しかない」ということです。

調理スキルが高いということは、レシピレベルの高い食料を作製できるということ。レシピレベルの高い食料は、焼肉などよりも高い性能を持っています。しかし、値段は焼肉とは比べ物になりません。高回復の食料1個よりも、焼肉数個で事足ります。つまり、高回復の食料はフリマでは売れない=売ってはいけない(極端だが)ということ。焼肉以上の食料を欲している人は限定されます。金銭的に余裕があり、街から遠く離れた場所への行動範囲が広い人。そんな人たちに食料を売るには…その人たちと行動を共にすればよい。

単純なことです。ベルアイルの世界における「シェフ」とはこういうものなのだ。最近はそう思えるようになりました。



…って、いつの間にか「俺の調理師感」の話になってしまった。生産の全体的な問題点といえば「経済バランスが崩壊状態」ということに尽きるでしょうね。各生産ごとの「勝ち組・負け組」がハッキリ分かれてしまっています。

勝ち組:裁縫・調薬・金属精製
普通組:生地作製・石精製
負け組:武具作製・鎧作製・雑貨作製・木工
勝ち負け以前に蚊帳の外:調理

といった感じでしょうか?
武具・鎧については、店売り品が初期装備品のみとなったことで需要はそれなりにありますが、いかんせんスキル上げがマゾい。特に鎧。雑貨作製は、ことアリアに関しては店売りの在庫量がハンパなく多いため雑貨職人は対抗できなかったようで、知り合いの雑貨職人も半引退状態です。木工はよくわかりませんが、職人をあまり見かけないので。勝ち組3つについては、金稼ぎ・スキル上げが楽という意味で。調理は…スキル上げだけは楽な方です。肉焼いてるだけでいいし(アリアでは塩でも可)。



この他にも「ミッションが総じてツマらん」とか「献上システムが終わってる」とか「ワゴンの存在価値って何?」とかいろいろありますが、それはまた次の機会にでも。

で、今後の見通しですが。
少なくとも「このままフェードアウト→開発中止」という最悪のシナリオにはならないんじゃないかと(楽観的すぎか?)。大々的な発表会まで行ったわけだし、パッケージ販売や推奨PC、小説等のメディアミックス戦略も企画されていたことから、既にプロジェクトとして大きく動いているわけだし。BBサーブとしても、ここで終了させるわけにはいかないでしょう。

ただ、悲しいかな今回のオープンβで分かったことは「ワイプ前提のオープンβテストでは、人は集まらない」ということ。常に時間が流れ、国家が発展していくというベルアイルのゲーム性から、正式サービス時にワイプするという方針は当然のことなのだが…昨今の韓国製MMORPGによくある「オープンβテストは、いわゆるお試し期間=無料で遊べるもの」という概念に囚われたMMORPGプレイヤーが寄ってくるはずもなく。



どれだけの期間、開発に専念するのかは不明だが、再開後のスケジュールとしては

クローズドβテスト
(ある程度発展した状態でのテスト。終了後にワイプ)

オープンβテスト
(国家は初期状態からのスタート。正式サービスにデータ引継ぎ)

正式サービス

という、いわゆる「韓国方式」を取らざるを得ないでしょう。大人数のプレイヤーを前提とした献上・発展システムである以上、「客寄せ」も必要。もちろん、それ以前に献上・発展システムの根本的な練り直しが必要になりますけどね。

とにかく、このMMORPGに「成功するだけの何か」を見出している人はいっぱいいるんだから。その人たちの期待を裏切らないよう、納得のいくまで作り直して、文字通り「生まれ変わって」帰ってきてほしいもんです。



オープンβテスト終了は5/9。その日まで精一杯「今を生きよう」と思います。
posted by BM at 08:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 旧オープンβ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
私もCβ2後半まで、焼肉を自分で焼くという自給自足をしていました。

Oβから別の遊びを始めたため、実はアリアの料理露店さんには可也お世話になったと思います。

長時間ダンジョンに篭ることが必然の遊びな為、
重さと回復量が重要になり、焼肉等では役に立たなかったり・・・

再開したときに、餓死というシステムを有効活用できるような調理事情になっているといいですね。
Posted by ルフナ at 2005年04月28日 18:40
こんにちわー^^ノネット喫茶からお送りしてます。
BMさんのイメージはソロ冒険者って感じだったから・・ん〜かなり、切実ですね><。
私個人的には、ホント気ままにplayしていたので・・職業意識の無さが幸い?かしら・・>”

趣味の料理と言えども、お城周りで飽きだしたころ、冒険しないことには、
材料を得ず・・・って処が私のペース的に良かったと思います。
また、お会いしましょう…^^ノシ
Posted by sayori at 2005年04月30日 00:03
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