2005年12月02日

「基本無料」は花盛り

「無料」。Infoseekが発表した2005年のキーワード(検索ワード)ランキングでも4年連続で首位なのだとか。2位が「攻略」というのはどうもピンとこないが、奇しくもMMORPGにも関連のあるワードが1位2位となりました。ちなみにこのBlogはベルアイルの攻略要素(農作業マップとか)も一部扱っていますが、記事中で「攻略」という単語をほとんど使っていないので「攻略」のワードで訪問してきた人はほぼ皆無でした。

さて話を「無料」に戻すとして。ここ数日で課金形態が「月額定額課金制」から「基本接続料金無料/アイテム課金制」への移行を表明したタイトルが続出しております。



・Master of Epic
 (サービス概要変更のお知らせ
・マビノギ
 (基本接続料金無料化についてのお知らせ
・ストラガーデン
 (基本プレイ料金無料化・プレミアムサービス開始のお知らせ

月額課金制からアイテム課金制への移行はここ最近のトレンドのようになっているらしく、上記タイトル以外にもテイルズウィーバーやシールオンラインなどがアイテム課金制に移行しています。欧米でも基本無料のタイトルが増えつつあるようで、4Gamerにもこんなコラムが掲載されていました。
我々プレイヤーの短絡的な考えとしては、アイテム課金に移行するタイトルに対して思いつく印象は『接続者数が減ってきて月額の接続料金だけではペイできなくなったので、基本料金を無料にして分母を増やしアイテム課金でがっぽり稼ぐつもりか』という感じ…ですよね。

そして従来の月額課金制でゲームを楽しんでいたプレイヤーの多くは、アイテム課金への移行を快くは思わないようです。まぁこれは当然といえば当然かな。月額課金制の下では、所謂リアルマネーという観点から見ればすべてのプレイヤーは平等な立場(複数のアカウントに料金を払っている場合もあるにはあるが)であるのに対し、アイテム課金制の下では「リアルマネーを投入すればするほどゲーム内での(PCの数値的な強さという意味の)地位も高くなる」今までとはまるで違う世界になってしまうわけですからね。

さらには基本無料ということで、無数の新規プレイヤーがゲーム内に押し寄せてくることになる。運営サイドから言えば「無数」をえさに多くの新規プレイヤーを呼び込み、ゲームを気に入ってくれた人だけがアイテムを購入してくれればよしという、いわば「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」作戦とも取れる課金形態なのだが、既存のプレイヤーからすれば「外れた鉄砲弾」の直撃を食らう羽目になってしまうことに…。

下手な例えではあるが、『会員制・フリープレイのゲームセンターが入場無料・個別料金のゲームセンターにリニューアルし、(賑わいは出たものの)連コインしまくり野郎や冷やかし連中が多数出没するようになった』といった感じでしょうか。



ベルアイルについても考えてみた。当初2005年4月27日から正式サービスが開始される予定だった際には30日間1500円の月額課金制を選択していたベルアイルだが、はたしてアイテム課金制に変貌を遂げる可能性はあるのだろうか…。
アイテム課金制の下で販売されるアイテムの定番といえば、経験値やスキルなどの成長速度を高める「ドーピングアイテム」だったり、通常の方法では手に入れることができない「レアアイテム」というのが定番なのだが、これらはベルアイルでも十分に可能であろう。スキルやステータスの成長速度が2倍(スキルは0.2%ずつ、ステータスは2ずつ上昇)になるアイテムとか、生産系スキルにボーナスがつく装備品(β時代はワンピースで調理スキルボーナスがついたけど、これは廃止)とか。純粋に戦闘で使用する装備品の販売については、ベルアイルはすべての装備品に耐久度が設定されており、さらに修理も不可能というシステムを考えると難しいかなと。
他にも、通常はゲーム内で年月を重ねることでしか得られない「POW」を販売したりとか、本来は特定の国家に仕官しないと購入することができないレシピを販売したりとか、なども考えられそう…だが、これは断固反対したい。それこそ「金さえあれば何でもできる」になってしまいそうだ。

あくまで個人的な考えですが、ベルアイルというゲームは国家の発展という要素もあり、プレイヤーの人数は多ければ多いほどよいと言ってもいいタイトルなので、MMORPGとしての(もちろんビジネスとしてもだが)成功を考えるのであればアイテム課金制というのも「あり」だと思ってます。上記に書いたような「年齢」や「国家」の意味をなくしてしまうようなアイテムを売るようなことが無ければ、ですが。

ふと思いついたのだが「リアルマネーで購入するアイテムはそれぞれの国家が販売する」という形式(国家に仕官していない人でも購入可能)を取り、それらアイテムの売り上げがそれぞれの国家の発展度にプラスされれば面白いんじゃないかなぁ。それなら、リアルマネーをつぎ込んでいるPCを見かけても「国家にお金を落としてくれてありがとう」と温かい?目で見ることができる…なんてことはないか。



…こんな能天気な考え方をしているのは俺だけか?
posted by BM at 19:47| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リアルマネーの税金というのは面白いアイデアですね〜。
アイテム課金は、途中からやられるとゲームを破壊しかねないけれど、最初からシステムに組み込むなら悪くないのかもしれません。
Posted by ワルキューレ at 2005年12月04日 18:19
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